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レンダリングプラント

油温減圧式乾燥装置®によるレンダリングプラント
レンダリングとは

食肉屠場等で処理された牛・豚・鶏の食用とならない部位を適切な処理を行うことによって再び飼料や肥料または燃料や工業原料とすることをレンダリングと呼ばれています。


油温減圧乾燥方式によるレンダリング処理は、国内で多くの実績を持ち、牛・豚・鶏の不可食部位を減圧下のクッカー内で油を熱媒体として加熱乾燥した後、搾油することにより油脂分と固形物に分離します。

この際、空気に触れることなく油により万遍なく加熱処理されるため、殺菌、滅菌も同時に行われます。油脂分はさらに精製処理を行い、「動物性油脂」製品となります。搾油後の固形物は、粉砕・分級を行い、「動物性ミール」「肉骨粉」となり、これらは飼料会社等に販売され、良質な動物性蛋白質として配合飼料やペットフードの原料として流通されます。また、牛由来の生産品については、わが国では2001年10月よりBSEの危険性を考慮し、飼料としてのリサイクルはせず、燃料やセメントの原料として再利用するため、他の畜種のラインに混入しないよう別ラインにて徹底した管理が行われます。

大規模事例 (熊本県K社様)
大規模設備事例3.jpg

本施設では死亡牛ライン、豚ラインと完全に分離された設備で死亡牛は焼却、セメント原料としてリサイクルされ、豚ラインは飼料原料としてミール、飼料用油脂となります。
また、排水処理、脱臭設備も完備されています。

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